中編:満喫 槍ヶ岳界隈(9/20)

第一章

リベンジ2日目です。風弱く、今日も快晴。
絶好の登山日和、これって喜ばしい事なのですが、おっかない槍の穂先登頂を拒否する理由が無いっていう事です。
困ったなぁー。




あまり大きく無い小屋で、余裕の寝床を確保した宿泊者達、皆さんご出発済み。掃除が始まった頃、朝食を食べないで、槍に登頂して戻って来た若者二人。彼らが朝食を食べている脇でコーヒーをいただいて、出発です。目指すは、槍ヶ岳山荘。槍ヶ岳!じゃないです。

殺生経由か東鎌か、悩みました。小屋から道がすぐに分かれるのです。
フェールセーフで、殺生を目指し歩き出しました。
分岐から10歩ぐらい進んだ時、突然天の声「 おい!この先、凄い登りが待っているぞ。この好天気で行かなきゃ、いつ行くの?、東鎌!」
あんたは、女神か悪魔か?

東鎌は、ここからだと梯子二ヶ所のはず。なんとかなるかぁー!
行ってやろう!東鎌。
10歩戻って、槍ヶ岳山荘に直接行く東鎌のスタートだ。コースタイムも気にしないで。

昨日、地球と競争した登山道は、また日陰

振り返ると、ヒュッテ大槍の屋根

大喰岳と殺生ヒュッテ

行く手に、梯子発見! 短い!数段だ。

まずは、後ろに居た人に追い越してもらう

あとは、よく観察

そして、見た通りに実践

でもね、なかなか体が云う事きかないんだよね

最後は、お手本通り左にそれること出来ず。急傾斜の岩を直進

お待ちどう様でした。年寄りなもので・・・

振り返ると、こんな感じ。梯子は見えていません。


続いて、二つ目の梯子目視!今度は長いぞ!

下りるのは、初め手こずっていたが、登りは容易そうだ

ステップが無くなった地面に玉石いっぱい。下るのはパスだ


結果、ほとんど登ったって感なく、梯子も登りだったせいのか恐怖感なく通過し、槍ヶ岳山荘に到着。

快適でした。途中すれ違い数組数名で、マイペースで歩きました。あの槍ヶ岳山荘で流暢な日本語を使うオーストラリア人とすれ違う。ごめんなさい名前覚えて居ないのです。彼女、昨日でおしまい下りるのだそうです。

槍ヶ岳分岐 前回は嵐の中でした

槍ヶ岳山荘 到着 9:07 まだ、玄関閉まっています。空いているのです。



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