2010年 
とにかく、暑かったです。

中房からの登りは、今回で12回目。
登山口からいきなり始まる急登りも、慣れたものです。
登山口から直立する大岩の上に出るまでの我慢と心得て、ゆっくり頑張ります。
息が上がらないようにゆっくりと15分も歩けばもう鉄柵のある大岩の上。あとは普通の傾斜。

でも、9月始めの登りは初めて。樹林帯なのに蒸し暑さで、大汗かいています。
第一ベンチに着いた時には、おでこのヘヤーバンドから汗がジャーって流れ落ちです。
ポカリたっぷり補給です。

第二ベンチでは、首に巻いていたタオルから、汗がジャー。
タオルを絞ると地面が濡れるほどの汗が絞り出ます。
ポカリ補給、そろそろ甘さにまいって来ました。真水の補給も。

登山口からは、小学生の息子を連れた3リットル水を背負ったテント泊おとうさん隊と抜きつ抜かれつ状態。
しかし、第三ベンチで、彼らより先に出発していらい、合わなかっく、抜き去ったようでした。

お父さん、この蒸し暑さにバテたのぉー?!

とにかく、暑かったです。

7:18 出発 中房登山口→7:56第一ベンチ8:02→8:34第二ベンチ8:45→(9:09定点観測点)
→9:18第三ベンチ9:34→10:12富士見ベンチ10:26→(10:46大岩)→11:05合戦小屋
合戦小屋11:44→12:10合戦の頭12:13→12:28岩場休憩所12:38→13:26燕山荘到着


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まだ、真夏の日差し。日陰が嬉しい

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第二ベンチ手前で、下って行くゴンドラを目撃

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憎らしいくらいに腫れあがった青空

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富士山が、うっすらと確認出来る富士見メンチ

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そろそろ樹林帯を抜けるころ、暑さが増してきています

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合戦小屋前のナナカマド

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持ってくるのを迷って止めた、重量級カメラを持っている人、今回このカメラ3人以上確認です

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合戦小屋での休憩も、日向の広場でなく小屋の陰で

ここで、40分以上休憩です。
でも、3リター水持ち親子は現れませんでした。
やっぱり、お父さん、この蒸し暑さにバテたのぉー?!


ここからは、日向の登山道。暑さはパワーアップの筈

覚悟して出発しましたが、蒸し暑さと涼しさは無く、強い日差しと心地よい風で快適

しかし、雨が降っていないか、登山道は土埃満載で参った参ったぁー

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月が見えたので

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秋の花、リンドウが出ていますが、まだ開花していない様子

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2500m近くの高所に、群れ飛ぶトンボ

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双子ですかねぇー? 休まず下って行きます

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山が〜る

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ガスが上がり始めてきました

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要塞の様な燕山荘 正面

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燕岳

  
宿泊手続きの時、到着が早かったのか、受付は閑散としていたので、贅沢心が作動してしまいました。
フロントで受付をしている支配人さんに、
「個室のキャンセルでていますか?あったらお願いしたいのですが」と云ってしまいました。
返事は、完全NGでは無かったのです。


昨年は、嫌な思いたっぷり味わっていたのです。
2人の老人が4人用を二人で使おうとして、後から着いた我々の布団まで確保していたのです。
彼らは、100名山を50も登っているとかで上級者ぶりの顔をして寝床で酒盛りまでしていたのです。


支配人さんは、「夕食まで待ってください。」
驚き!
予告なくサプライズが遣ってきました。

可能性ありとふんで、案内されたベットでは荷ほどきをしないで、従業員が整備したままに。
サブザックを出し、登頂の準備をして喫茶室でケーキセット&カレーを頂いたのです。

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ケーキセットのケーキ(甘酸っぱいこれが好きです。去年は売り切れ、2年ぶりの再会!!)

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カレー さらっとしたルーと本格風味、何故か大天荘の味を思い出します。
追:トロミある有明荘のカレーとは正反対。

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どんどんガスが上がってきています

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6人用 でも最近は4人の事が多いです
今日も、とりあえず4人と宣告されています

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食べ終わって、さぁ、燕岳へ出発しようと玄関へ。

すると、フロントの中から、○○さん、在りますけれどどうします?と支配人さんの声。
迷う事無く即、「お願いします」
差額を支払い、出発前に荷物を部屋へ移動しベットを空ける。

案内されたこの部屋は、初めて燕山荘の個室に泊めて頂いた思い出の部屋。

これで、安心して燕岳へ、そして、曇らなければ夜中に星空を眺められるかも。

ラッキー、ラッキー、有難うございます!
井村さん!


燕山荘14:27→15:11燕岳15:13→15:37北燕岳15:53→16:50燕山荘到着

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次々に、到着する登山者たち

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秋色発見!紅葉始まったウラシマヤシオツツジ

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トウヤクリンドウ

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燕岳の裏側

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北燕岳

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紅葉したコマクサ

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ブロッケン

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ガスの切れ目から槍ヶ岳

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ブロッケン

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テント場は満席状態

3リター水持ち親子は、到着してテント設営出来たのかぁー?
もう一杯だよーテント場は!

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物凄い光線の照射

稜線散策を終えて燕山荘に戻ったのは、夕食1回目の開始時刻の10分前
いつもの10月だと暗いのですが、まだまだ明るいのに帰還。

体をクールダウンして夕食です。
この日は、ハンバーグ。
ご飯、みそ汁お代わり自由!デザート付き
酢の物、肉じゃが、漬物はテーブル上の大皿から自分で盛りつけ

ワインは別会計(グラスワインが付くのはヒュッテ大槍です)
好きです、燕山荘の夕食。天下一!

食事の席の隣のお姉さんは、神戸からで
家族の反対を押し切っての単独登山で、山小屋初体験なんだそうです。
初めての山小屋泊に燕山荘選択は大正解ですよ。
天良くて良かったですね。
明日は下山して神戸まで帰り、月曜はお仕事の予定だそうで、若さ満点。

でも、オーナーのアルプホルン演奏を楽しみにして来たみたいですが、今夜は中止と聞いて大変残念そう。

この日の食事は3回戦で遅くまで食堂を使い、ビデオ鑑賞会も開催されず可哀そうでした。
演奏が無い時は、何処かでビデオ放映をしていると、この様な登山者も救われるような気がしました。


夕食後、日没見物へ

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夕焼けの餓鬼岳

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有明山

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だんだんとガスに覆われ始めて

いましたいました、
3リットル水背負った親子のお父さんが

子供の体調が悪くて、超スローペースになったそうです。
でも、頑張って到着し、無地にテント設営場所を確保できたとか、
よかったですね。

テント場が一杯になると合戦小屋まで降ろされて設営ですから大変なんです。

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鹿島槍

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この後、アルコールが入ってしまっているので、7時ごろでしたが、
部屋に戻って寝る事にしました。

しかし、消灯前。
横になっていましたが、宿泊客の声が賑やかで眠れません
8時半過ぎに外の様子を見に行くと、ガスが取れて星空が出始めていました。
消灯前だったので、小屋から漏れてくる光が意外と明るかったです
小屋の玄関前には多くの人が星を眺めていました。

槍穂高方面には雲が在るのですが、北東方向は晴れ上がって、流れ星、飛行機が!

しめしめ、消灯後にカメラ持って挑戦だ!天の川撮影
部屋に戻って、ひと眠り

1時間程して目覚めて外へ

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槍ヶ岳と天の川

これを撮りたくて重量級を持ってこようかと考えたのです。

個室が確保できて、この様に晴れるのなら重量級カメラを頑張ったのですが、残念。
(もし、持って来ていたら重さと暑さで途中でリタイヤしたかもですがね)

天の川は映っていますが、分解能、感度共に不足。

どの写真もクリックすると大き目データをリンクしてあります

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松本方面夜景

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昴(プレアデス星団)




アッサァーです
2010/9/5の朝です

見事な日ノ出期待の朝です。

以前は、食事が先か後かで悩みました

最近では、ギリギリまで寝ていて空が赤くなり始めて外へ、多分5時少し前
食事は、日ノ出見物後です

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未だ、出たばかりりの月が輝いている朝

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噴煙少ない浅間山

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日ノ出

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モルゲンロートと云うには、薄くない?

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温かな、日の出
いつもは気温が下がり強風で凍えるんです

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穂高連邦

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雲海

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立山

この後、朝食です
1回目は5時、次の回が5時45分、最終が6時30分の予定でした

初回は、やはり長蛇の列でしたが5時45分の回を目指して食堂へ

現場合わせ、小屋の臨機応変な対応で
席のテーブルごとに空き次第の入れ替えで待ち時間殆どなし、これもラッキー

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これが個室

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双六小屋

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立山 一の越

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白馬と鹿島槍

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穂高

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笠ヶ岳

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硫黄山

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蛙岩

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水晶岳と小屋

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われらの燕山荘!

7:50 出発 燕山荘→8:56合戦の頭9:01→9:16合戦小屋9:45→(10:03大岩)
→10:18富士見ベンチ10:32→10:56第三ベンチ11:04→(11:10定点観測点)
→11:28第二ベンチ11:43→12:05第一ベンチ12:17→(12:50中房登山口)→13:05有明荘到着

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下山風景
下るに従って、蒸し暑さが襲って来ます

登りでとっても甘かったスイカを下りにも

いつもは第三ベンチでお腹が空くのですが、今回は第二ベンチで、お弁当
でも、あと1時間で有明荘に着くので食べる量はセーブ

2種類のおむすび と シュウマイ2個
左に漬物、右に梅干し果肉


有明荘の定食は気にって入っているのですが、事気は売り切れ
仕方なく、カツカレー


14:55 出発 有明荘→15:4豊科:南安TAXI15:55→(16:30新島々)→17:10信州健康ランド到着

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一か月前に槍に登った帰りに買ったスイカが、絶品バカ甘しゃきしゃき、また欲しくて、波田へ行ったのです。
売っていませんでした。
シーズンは終わったようで、未収穫のスイカが畑にごろごろ放置
もったいないなぁー