中編:満喫 槍ヶ岳界隈(9/20)

第三章 いよいよ9/20の最終章です。

宿泊の受付 13:17

列は、玄関のの外まで続く 13:18


山荘の前を槍ヶ岳とは反対側へ進み、テント場に突入。既に色とりどりテントがいっぱい。その間のザレた道を九十九折に下ります。

既に満杯のテント場 13:24

目指す、お隣3101mの大喰岳 


 テントがなくなって、もう一下りすると鞍部、「飛騨乗越」に到着。
 毎年、対岸って言うのか弓折稜線から眺めた緑のジュータンを敷き詰めた様に見える綺麗な飛騨沢カールの頭だ。登ってくる人達は苦しそう、ゆっくりユックリ歩いて来ます。大きな荷物を背負った青年も、飛騨乗越に到着。新穂高からだと、ここへ到達するのに槍平一泊なのかなぁー?今朝、どこから登ってきたのか、尋ねてみた。「新穂高」だそうだが、今朝の新穂高駐車場は凄かったらしい、駐車場満車で路上駐車は当たり前、彼が着いた時は路駐スペースも無く、鍋平まで上がって駐車して、歩いてロープウェイ駅まで降りたそうだ。大変だったんだ。そんな、彼には可愛そうだが、更に追い討ちをかける仕打ちが待っているのだ!飛騨乗越から槍ヶ岳山荘までると、「テント場満員」看板が待っているのだ。その事を伝えると、唖然としていたが「殺生まで下らず、どこか探して張りま
す!」だって。ガッツあるから、殺生のテント場までの下りは大丈夫でしょう。

目指す、お隣3101mの大喰岳 13:34


さて、ここからは登りです。下った分以上の登りで3101mの大喰岳へ。
本日2度目の3100m越えです。

 道は相変わらずザレていて下りは要注意だが、高度感を感じず、安心して歩いていると、携帯が鳴った。
そう今朝は、バイブモードでおっかけSUNの電話気づかずだったので、ベルが鳴るようにしていたのです。メールです。全文の意味は不明でしたが、今、中岳みたい。すぐに電話してみるが繋がらず。そうこうしている間に、窪地を進む。うん?ここが頂上?道の両サイドに丘が。左手の丘に登ってみると、やっぱり頂上でした。大喰岳3101の看板が!
風も無く、暖かなので、こちらに向かっているおっかけSUN達をここで待つことに。 1時間もすればやって来る筈。

かなり登って振り返ると、こんな感じ 13:46

更に登って、西鎌尾根と飛騨沢 13:51

ほぼ登りが終了 14:02

道は、窪地の底へ 14:09


満喫です。3100mの頂を!のんびりと行き交う人達を眺めて過しちゃいました。

良い眺めでしょう! 14:17

ちょっとだけ拡大ね。登頂行列が山荘につきそう! 14:17

この稜線、穏やかそう。ここだけ歩きたいよー 14:19

ちょとだけ拡大ね。 南岳小屋とテント? 14:23

デジタルズームだよ。 やっぱ、南岳小屋。テントが飛騨側に!

デジタルズームだよ。 中岳?おっかけSUNいるのかなぁー?

天狗原と池 14:31

これ、屏風岩? 14:31

テントも行列もぎっしり満員 14:34

樅沢岳のカール、三俣蓮華岳の二重カール 14:41

昨夜泊ったヒュッテ大槍、凄い所にあるんだ。 15:05

穏やかな天気の山頂 15:15



中岳にいるというメールをもらってから、もう1時間。
おっかけSUN、疲れ果てたかなぁー?
それとも、のんびりしている間に窪地を通過したのかなぁー?

 15:05


そろそろ15時。夕食が17時なのでゆっくりと戻ることに。
下りは滑らぬようザラザラ道、何度も何度も振り返ったのですがおっかけSUN達は確認できず。満席?のテント場を通り過ぎて山荘手前で遊んでいるカップルを発見。見物人が取り巻いていました。何をしていたか?って、それはジャンプして自分の開いた股に槍の穂先を写真に撮ろうとしているんです。何度も何度もジャンプです。何度も何度も「駄目ぇー」でした。目立ちますよね。脇を通るときに、ジャンプの彼に、「連写モードは?」と言ってやりました。暫くして歓声と拍手が聞こえたから、撮れたみたいです。

秋色に染まる飛騨沢 15:30

殺生のテント場。"一人だけ茶髪軍団"のテントも 15:31

記念写真撮影中 16:11

 16:11

この日は滝雲に成りませんでした、西鎌 16:13



夕食まで後10分。ロビーでは夕食の行列。なんぜ並ぶのか?時間指定なのに!
相棒が、白ワインを購入。何時もとは違う!大きいじゃん!!
いつもは、ハーフ。彼が今持っているのはフルボトル。そんなに飲めないよ。
「おっかけSUN達と一緒になったら、足りないから」
一緒に食事する気みたいだが、見つけなくては。一緒に食堂に入らなければ、同じテーブルにはならない。これは、一大事。二人で飲むには多すぎる。
探さなくては。
おっかけSUNの居場所を穂刈さん尋ねると「そこ入ってすぐ」と教えてもらい。そこ、入って直ぐで、肉声による呼び出しです「おっかけSUNいますかぁー?」
カーテンを閉めた蚕だなから「はぁーい、今行きまーす」
よかった、まだ食堂に入っていなくて。相棒に伝えて、蚕だな部屋入り口で二人して待って、食堂へ。
やっとこ、再会です。


でも、アルコールが入ると、僕もう記憶は確かじゃないのです。
記憶にあるのは、やたらと混んで居ました。

17:56

廊下 18:57

廊下 18:57

玄関ロビー 19:08

廊下 19:08


暗くなって、穂先への光の列が印象的。それを写真に撮ろうとしたが、なぜか真っ黒。
寝床に戻って、原因追求しかけて直ぐにレンズキャップはずし忘れ判明、それから外に出たが光の列無く残念至極。
仕方ないので星空撮影。

カシオペアが! 19:25

中央の三角が常念岳、右が松本、右の奥が諏訪。左は上田か? 19:27


その後、寝たのですが夕食指定時刻アナウンスの度に目が覚めていました。
はじめは30分おきかなぁー、でも8時をまわったら15分おきにアナウンス。最後は9時15分だったかも。

今日は、日本の3000m峰21座28峰の5位と10位に登った一日でした。

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 山 名   標高   地域   備考 
1 富士山(剣が峰) 3776m 山梨・静岡 白山岳 3756m
2 北岳 3192m 山梨 中白峰 3055m
3 奥穂高岳 3190m 岐阜・長野
4 間ノ岳 3189m 山梨・静岡
5 槍ヶ岳 3180m 岐阜・長野
6 悪沢岳(東岳) 3141m 静岡
7 赤石岳 3120m 岐阜・長野 小赤石岳 3081m
8 涸沢岳 3110m 岐阜・長野
9 北穂高岳 3106m 岐阜・長野
10 大喰岳 3101m 岐阜・長野
11 前穂高岳 3090m 長野
12 中岳 3084m 岐阜・長野
13 荒川中岳 3083m 静岡 荒川前岳 3068m
14 御嶽山 3067m 岐阜・長野
15 農鳥岳(西農鳥岳) 3051m 山梨・静岡 農鳥岳 3026m
16 塩見岳 3047m 長野・静岡
17 仙丈岳 3033m 山梨・長野
18 南岳 3033m 岐阜・長野
19 乗鞍岳(剣が峰) 3026m 岐阜・長野 大日岳 3014m
20 立山(大汝山) 3015m 富山 雄山 3003m
21 聖岳 3013m 長野・静岡