2014年 9月 一切経山
    
 初めて知った、一切経山。

最近の登山ブームでTV番組が増え、
何気なく見ていた番組で西吾妻山への入り口として紹介していた。

頂上の先に「魔女の瞳」という五色沼が在るらしい。


21世紀は便利だー、早々にWebでに検索。
(本屋や図書館に行かなくても、夜中に情報Get出来てしまう)
 
結果、片道1時間半ぐらい。往復でも4時間あればOK!!
場所は、磐梯山の裏、福島。


これなら、ノロく歩いても登山口をスタートする時刻を気にしないで戻って来れそう。

でも、帰りは運転疲れるから一泊かぁー?!

久しぶりに、未体験エリアへGo Go Go ! ! !




 出発は最近の流行、起床3時で4時前にIC通過
いつもの深夜割Getでスタート。

 登った後は、硫黄温泉の高湯へ戻るので買出しは
水とポカリ、おにぎり2個それと菓子類の最小限に。
だって、荷物軽くしなくては、胸椎ヘルニア診断されてますから。




途中、那須高原SAでトラック運転手さん達に混ざって朝飯(4:55-5:10)。


この後、MyCarは、6万キロに到達!!
2年半で!

浄土平に着いたのは、8:15。

走って来た道を右折して駐車スペースに入るのですが、入口に料金徴収小屋が。
事前に有料を知っていたのですが、支払う相手が居ない!!

躊躇しながら舗装されたスペースの奥へ、ビジターセンタ前に駐車。
スペースは、数10台もあるのに、停まっている車は数台。
レストハウスもあるがシャッター閉まって、寂しい光景。

なんじゃぁー、ここは?

朝が早かったからの様です。

丁度、ジャンボタクシーで乗り付けて数名のおばさんグループがご出発。

残された運転手さんと、お話。

おばさん達は、ここから登って
ぐるーと歩いて別の場所に下るらしい、
下山する場所へ車を持って行き待つとの事。

運転手さん場所の名前を言っていたのですが、わからず。


 ビジターセンターが開いたので、ルートの確認。
「今から一切経山へ登って、お昼までに戻れますかねー」
「う、うーん。」
なぬー?、まだ9時前なのに無理なのかぁー?

まぁ、おにぎり持ってるし長くかかっても夕方までに戻れればいっしょ!


出発間際に、レストハウスへ向かう人発見!
「今日は営業しますか?」
「しますよ!!」
これで、下りてきてからの休憩場所確保。

 
6:52 福島西IC通過
6:54 セブン
7:10 セブン
7:35 高湯通過
7:50 橋
8:00 橋
8:15 浄土平



さぁー、出発です。

ビジターセンタと噴煙
ビジターセンター裏の秋色湿原
 
 直登ルートは、厳重に封印
 
 沢の中を登って行く
 
 振り返ると、浄土平がすぐそこ。まだ、あまり移動していないのだ。
左奥:レストハウスと公衆便所、中手前:天文台、左ビジターセンター
手前:ダートの広い駐車スペース
天気が怪しい。

初めての所はキョロキョロして歩が進まないのです。
 
 
 
 
 
 
 
 少し登った成果の眺め(吾妻小富士)
 
 サロチールの木(シラタマノキ)
 
 
 
 すかり、秋始まってます
 
 
さぁ、急登。
この涸れ沢を登って
 
  
 
 
 
 
 
 
 

 涸れ沢を登りきると、木道となり
直ぐに分岐の道標
右の方を見ると、すぐそこに避難小屋
 
 避難小屋
2つの建物、手前がトイレ。奥が避難小屋
 
 頑丈そうな、重たい光沢がり厚い金属製の入口扉を開けた内部
この時は、誰も居ないが綺麗に掃除され埃は無く
ベンチでおにぎり。

避難小屋の前にあるトイレが初体験
仕組み解説はよくある これも、まぁ見かけますよね、
手動ポンプ?
何のことやら、初めは理解できませんでした。

極め付きは、次
 
 こんなの初めてー!! Goodアイデアだ!

個室内にあるんです。
三つある個室の向かって左側の個室だけに!
独創的なので、動画でご紹介(ここをクリックすると見られます

動き見ました?ゴムに負担掛かり過ぎの気がしたんですが
やはり、故障が多発しているようです。(管理者のHPに載っていました
電力無しで使えるGoodなアイデアなんですが、

今の説明では、レバーを引き過ぎるな!しか読み取れない。
力入れなきゃレバーは引けないし
引き始めたレバーは何処まで引いたら良いのかはわからない
早く、説明を変えないと、故障頻発なのでは
 
 いよいよ頂上?
ガスが激しく濃く流れはじめ、急がないと魔女の瞳が隠れちゃう!
 
頂上手前の「空気大感謝塔」
意味不明 
 
 急いで、頂上の向こうの斜面へ
 
 

 

なんとか間に合った感じ、「魔女の瞳」
何処が瞳だー
雪解けの頃、池に浮かんだ雪が瞳の様に見れるんだってサ

とにかく強風。だから寒い!
毛糸の帽子に、防寒用に持ってきたダウンと雨具着て
待ったのですが、これ以上は視界は好転せず
どんどん見えない時間が長くなっているので
クッキリ魔女の瞳は諦めて下山。

雲底が、どんどんと低くなっている
そんな時に、相棒がレンズキャップが無いと騒ぐ
さっきまで付いていたとか

仕方ないので、広い登山道を二人で探しながら登り返す事、数十歩。
無いと騒ぐ少し前に、すれ違って登って行った二人(親子?)に助けられた。

一人が下りて来て、キャップを持ってきてくれた。
有難うございます。


この人達、息子と母親って感じでして、
この山で既に親子みたいな二人組を何組も見ているんですが
何か変わった雰囲気の山ですよ
「さっきから、プロメテウスの音に似た音がしている」と、
またもや相棒が言い出す。

なんだぁー、プ・ロ・メ???って
デズニーシーの火山だそうで

ここ、一切経山の水蒸気を噴き上げている音が、ソックリなんだそうですよ。
山の音が真似ているんじゃなく、デズニシーが真似てるんだだー!!
ほぼ下りきった頃、ヘリ飛来。
そして、救急車と消防車も
何?事故なら消防車要らないでしょ!
(見えちゃうんです、道路が)
ヘリは、後ろの稜線付近で旋回、ガスが濃くて苦労している見たい。
でも、ホバリング、高度下げて稜線から消え、しばらくすると上昇。
 
一気に、頭上を通過してがら空きの駐車場へ 
ヘリから移された人:肩借りながら歩いてるぅー!
収容した救急車は発車せず。
ヘリだけが現場離脱で、福島市方面へ

なんだぁー?
早く病院へ向かわなくて良いの?

でも、救急車で運ぶよりヘリの運んだ方が早かったのでは?

と思いながら、ビジターセンターに到着。
 
 隊員に聞いちゃいました。
「どこやったんですか?」

「東吾妻山への稜線で、捻挫だそうです」
場所を聞いたのに、事故の様子まで

捻挫でヘリ出動かぁー
 
 

8:55 浄土平 出発
10:10 避難小屋(休憩30分)

11:15 一切経山 到着
11:35 一切経山 出発

12:15 避難小屋(休憩20分)

13:45 浄土平レストハウス 到着