2014年 5月 タイトル

204/5/29-30

 
去年の11月以来の尾瀬。

冬眠していた体の調子があまり良くない。すぐ疲れて眠くなる。
無理して起きていると左足が思うように動かなくなる。
(足踏み式パーキングブレーキを踏み込むのに脳の指令では動作せず、手でどっこいしょと持ち上げると踏み込める)、ろれつが回らなくもなる。

このまま朽ち果てるのを待つのは嫌だ!!!

近場の低山ハイキング2回で尾瀬に行くためのトレーニング。
結果、疲労した頃の階段下りで左足がプルプル
(踵が着地後にバウンドした様にオートマチカリーに持ち上がり直ぐに着地を繰り返す)&
右足股関節痛がやって来る事を自覚。

大清水−長蔵小屋ピストンなら行けそうなので、決行です。

でも、折角行くのだから天気の良い時に!で、チャンスを狙っていたのです。

 5月29日の朝、8時にNHKの朝ドラ終了後に突如決意。数日後には天気は崩れるみたい。前日は関東平野猛暑と寒気で大雷雨。梅雨入りもまじか。行くなら今日でしょ。と云う訳で長蔵小屋(事務所)へ電話して宿泊予約。

準備(買出しなど)で10時出発。
なんで2時間近くも要したか?
昼飯用の食料買出し、食糧買出しに入ったローソンい無かった虫除けを買うためにイオンへ
この雪解け時期には、虫除けは絶対欠かせないアイテム。

 リュックの中身:雨具、ライトダウンとカッターシャツ、部屋着、下着着替えほか、
           6本歯アイゼン、Wストック、ヘッドランプ、膝サポータ(10年以上使った事なし)、ほか
 買出し食糧:おにぎり3個、菓子パン2個(アンドーナッツ、牛乳パン)、レーズンサンド数個
         ポカリスェット500mm2本、水500mm1本
 なお、リュックとウエストピーチにはい、つもの装備(薬やら便利グッズ)を収容。

 高速道路、いつもはタンクローリーと同じ様な速度ですが、今回は、制限速度+10に設定してカッ飛んで行きました

大清水到着12時半。
 道路わきの駐車は、平日にも関わらず停めている車あり。
まぁ、道路わきの駐車場は前回からなのだが、今回も料金徴収者の態度がよろしく無くしょっぱなからムカつく。
(大清水の駐車場は、林道右わきのダートを下がった所に停めると態度最悪の徴収者はやって来ないですよ。
停車位置まで事務所からの往復が面倒見たい。
1日500円、いつもは帰りにバス停横に車を乗り付けて支払ってます。しかし、無視できるのでは?)

 身支度して大清水出発
大清水13:01 → 14:20一之瀬14:40 → 15:15岩清水15:20 →15:40雨具休憩15:50 → 16:25三平峠16:30 → 17:25長蔵小屋

 大清水スタートがいつもより1時間以上遅れていたので、よそ見せずひたすら歩いた。
一ノ瀬迄はいつもも長ーいのだが、今回は特に。途中で戻ろうか?迷うこと数回。進み行く方向から雷鳴が轟いた時は、雷雨が酷くて一ノ瀬で引き返した昔を思い出しながら、雨は降っていない!と自分にいいきかせて頑張るー。
 一ノ瀬休憩所で、くず切りを。これはげんきでるんです。誰もいない休憩所でゆっくり休み再出発。

 ここで、くずきり写真と休憩所写真を載せたいのですが、今回は、撮っていなかったので無しです。
 相当な嫌気で、写真撮るのも忘れていたみたいです。でも、くずきり食べて進む気になりました。
恐るべき効果、一ノ瀬休憩所のくずきり。

ズックで、服装はカラフル、雨具も半透明のビニールと結構な軽装で下山してくるひと沢山。
次の休憩は、岩清水。この区間は変化あり結構な登りだが精神的に楽なんです。
     
     
     
     
   
 

今回も、もう着いたって感じで!岩清水。
現岩清水の先、林道を横切り登り始めの所に水溜まりがあるんです。その水溜まりで、以前巨大オタマジャクシ大量確認したことあるんです(その時の動画は、こちら)が今回は水溜まりだけ。そこにあったベンチも朽ち始め、知らないひとは木道と思ってしまうような状態。ここ、実は翌日に大量オタマジャクシ確認です。

岩清水から峠までは疲れも出てくるのか遠く感じるんですよね。今回も九折が終わったあたり、道が水平になり、視界が開けた辺りで一休み。
丁度、雷鳴と雨粒が落ちてきたので、雨具着用。

樹林帯に近づくと雪が出現!!! 少し進むと一面雪、木道無し。踏み跡も不明瞭なので、枝に結ばれている赤いリボンを頼りに安心して歩きます。リボン関係者に感謝です。




三平峠は、ベンチも雪の下。
でも、疲れてます。ここから沼まではすぐ、時間は遅くなっていましたが雪面急に下降前の5分休憩。
雨具着用だから何処へでも座れちゃう!

峠を出発して、直ぐに記憶とは違って右に曲がり斜面をグングン下ります。
途中、赤いリボンを見失い慎重に沼目指して、無事に三平下に到着。
もう5時なので、休まず小屋目指します。

倒木が道を塞ぎ苦労しながら、楽しんで長蔵小屋へ一時間半遅れで到着。

小屋に着いたのが遅すぎました。食堂の入場が始まりました。
そう、この後風呂入って食事完了まで時間が無いのです。
「18時半まであれば食べ終わるでしょう」と言われてしまった。
行動スケジュールが確定してしまったのです。
濡れた雨具と部屋着をリュックからだして、いざ風呂へ。
そして、白ワイン。ボトルは半時間過ぎるのでグラスワインで我慢のつもりが、グラス用は赤しかなかったので仕方なく白のボトルを購入し食堂へ。
 広い食堂、昔は確か8人使用のテーブル(4+4)だったが最近は6人掛けテーブルが殆ど未使用。使われているのは三つだけ。少ない!
2対1で向き合ったテーブルの空きに着き、向かいの御嬢さん2人へ強制的に白ワインを勧めるて、夕食。隣のおじさんにも勧めたが既に、日本酒だったので辞退されてしまいました。彼女達、明日は早立ちして燧に登って帰るんだって。今朝新宿からの直通バスでやって来て、そのバスに乗って帰る予定とか。
 白ワインボトルも彼女達のおかげで空となり、約束の18時半にはご馳走様が出来ました。
さぁー、夕日です。沼の畔までほろ酔い気分で撮影。夏至まで一か月弱、日没が遅くてよかった。




     

左足、しっかり機能していました。
小屋に戻って、談話室でコーヒーのあと就寝。意識は8時前に無くなっていました。

夜中、12時過ぎにトイレに行くと、小屋内のあちこちで人の気配。???
部屋の窓から外を覗くと満点の星空。そんなに寒そうでも無かったので、真夜中の散歩へ。
まだ、蛙の声はしていませんが、空一面に星。天の川も。風もなく寒くもなく最高!!
でも、最後は寒くて部屋に戻りました。

小屋の窓から

外に出て、天頂を

南方向、サソリだ

右下の小屋の煙突から煙は出ていません。天の川

やっぱり、星空の三脚なし撮影は難しい!

再び眠りについて目覚めたのは、6時少し前。当に日の出の時刻を過ぎて朝焼けや朝靄を見過ごしてしまいました。

 6時からの朝食後、身支度して小屋を7時30分ごろ出発。よく晴れた!!



今日は帰るだけ。急ぐ必要もないし、天気も最高なので沼の北側をお散歩。
でも、あざみ湿原の先の登りが嫌になり、折返し。見晴までの樹林帯の雪道は、ちょっと辛そうなので止めときました。あざみ湿原からの戻り途中で昨夜の日本酒おじさんとすれ違い、彼は何処まで行くのか?
   
 
   
 
   
 
   
 
   
 
   
 
   
 
   
 
   
 
     
     
   
 長蔵小屋売店でコーヒー&トイレ休憩。のーんびりです。

三平下までものーんびりです。昨日の木道塞ぎ倒木は片付けれていて、どこだったか不明。



     

小学生の団体が10人程度のグループ数グループが沼山峠から三平下往復していて、結構にぎやか。

     
     

 三平下では、休憩所でのーんびり花豆ジェラード&トイレ休憩。

さぁ、峠までの登りです。昨日は必死に下ったのですが登りも傾斜が急だから必死かも。

     

   
 
     

 距離が長くないから直ぐに峠に到着。峠では、再び休憩です。だって、のーんびりですから。
前日は雨降り出したのと大幅遅刻なんでカメラしまっていたから、のーんびりです。

峠からの樹林帯の道は、殆どが雪の下。樹林帯を抜けて見晴が効くと一気に雪は無くなり若葉の季節。
途中、ムラサキヤシオつつじを見つけて写真撮っていると、ダッダッダーと走る抜く二人。「バスの時間がぁー!」
どうやら、昨夜の彼女達は燧ケ岳登れて無事に下山中、必死に下ってゆきました。




   
 
   
 
   
 
   
 

今回も岩清水でオタマジャクシを確認。昨日の通過時には、いなかったので今日卵から孵ったのではとよく観察すると、まだ孵っていない卵を確認。あまり美しい眺めではないが、生命の誕生に出会えて得した気分。しかし、あの水溜りじゃ、天敵からも登山靴からも逃げられなくて、蛙に成るま確率低そうで心配。

 岩清水で休んだ後、一ノ瀬でくずきり休憩。
一ノ瀬から大清水までは、いつもより短く感じた。1時間弱で実際にも短い!なぜだ?
大清水に着いたとき、彼女たちが乗っている筈の新宿までの直通バスが出発していった。




長蔵小屋7:35 → 8:30あざみ湿原8:30 → 9:10長蔵小屋売店9:45 → 11:10三平下休憩所11:45 →
→12:15三平峠12:23 → 13:12岩清水13:25 → 13:55一ノ瀬14:15 → 15:10大清水


おわったぁー!転ぶことなく最後まで。

 この後、戸倉に最近できた日帰り湯に入ってゆく事に。
その日帰り湯、ダム建設中止が決まった後に、鳩待ちへの道の分岐点に出来ていつか入ろうと思っていたんです。
しかし、露天もあるが、洗い場は4つ。
一言、狭い。
泉質はアルカリの様で湯船に浸かると肌がヌルヌル。

この風呂で、昨夜同じ食卓で日本酒を一人飲んでいたおじさんが入ってくる。
今朝、すれ違った後のコースを聞くと、原まで行って鳩待から出てきたとか、羨ましい。
やはり、バスの時間が!で早々に出て行った。
確か、500円。
あの狭さでは高いのでは?混雑時には洗い場不足じゃ

さっぱりして、帰路の途中、頑張った左半身にご褒美。
と云う訳で途中の赤城高原SAで以前食べて痛風が出た、うな重!と思ったら、メニューになし。

イタリアンパスタがご褒美となってしまった。