2010年9月 

実際は、土曜の夕方からの連休。
そして、最終日の月曜は大渋滞の筈
(ETC\1000円は良いけれど、大渋滞事故多発は困ったものです)

そうなると、北穂も北岳も無理なんですよねぇー。
何処にしよう
で、
思いついたのが、いつもの尾瀬か、初めての岳沢小屋

決定!したのは水曜の夜
「岳沢小屋でお昼を!そして、今年2回目の温泉だ」
中の湯温泉に部屋を予約(残念ながら部屋から穂高が見える部屋は満室)
そして、いつもの健康ランド予約完了。
(空きが禁煙室で無く喫煙室、ファブリーズで武装済みですから大丈夫)

荷物作り、なにを持って行こう??状態。思いつく必需品は雨具だけ。
空身じゃ格好つかないし、サブザックは無いし。
まぁ、
いつもの25リットルの小リュックなら、自作救急薬セットも入れてあるから安心
重量級カメラと雨具だけ入れて準備完了。
9/18
 中央道藤野PA辺りで日没・夕焼け。
上り車線は当然混んでいましたが、下りも結構な台数の車が走っていたんですよね。
ほんとっ!ETC\1000円渋滞は、困ったものです。運転マナーも20年以上昔に戻った感じです。

夕飯は、談合坂下りSAのカツカレー(写真忘れ)
カレーの専門店「マゼーダール」が在るのですが、20時まで営業のレストランのカツカレー
これ、ハッキリ言って美味いです。見た目、少なそうに見える量なのですが、食べ終わると満腹。
肉厚カツがいつもカラッと揚げられていて、さっぱりボリューム満点。
夕方中央道を下る際の定番夕食メニューになっています。

途中、諏訪SAで休憩し、健康ランドへ
入浴の後、ゆっくり生グレープワーとベーコンポテトと冷奴
23時には眠っていた筈

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中央道 藤野PA手前での夕陽

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諏訪SA 止めるつもりは無かったんですが、打ち上げ花火が見えたので
でも、停車したら全く打ち上げられず、花火にふられてしまった


9/19
4:15起床して、身支度。風呂は4-5時が掃除なので入れないのが幸い身支度早いです。
山服を入れてきた紙袋に、着て来た普段着を詰め込んで出発です。

途中、おむすびが美味しいセブンで買出し(朝焼けでした)
ポカリ500ml2本,水500ml1本、ダーツ、カロリーメイト小
ランチパック、フルーツケーキ、おむすび2個(たらこ、梅)

あまり意識していなかったのですが、いつもの沢渡中の駐車場が満車。
やっぱり、三連休です。
ラッキー、春に泊めて頂いた民家の庭先に駐車OK。

靴を履き替えて出発。
ちょうど、バスが来たのでバスに乗って、6時40頃出発!

バスターミナルには7時10分ごろ到着。
今回は、岳沢小屋までなのでアルピコの山岳保険には入らず、即、2階の食堂へ
何しに来たのですかねぇー、モーニングのトーストです。
これも、上高地歩き出し前の儀式化してしまったような気がします。

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沢渡中の駐車場そばのバス停、脇道には客待ちのタクシーが沢山

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20分間隔で発車する上高地行バス社内

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上高地バスターミナル 7:10

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2階の食堂から

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去年から、癖になっている出発前の洋定食

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山岳保険の申し込み所(バス切符売り場)今回は申し込みしませんでした


さぁ、今度こそ出発です(7:40)
河童橋周辺は、やはり観光地。大勢が思い思いにウロウロしているんです。
大きなリュックを背負った人達は、余りいないのです。
三連休2日目ですから皆さんもう奥地で清々しい朝を迎えているのですね。
今日は、観光客を押し分けて河童橋を渡り対岸を行くのです。
暫く遊歩道を行き、治山道路の脇に立てられた登山口の標識から森の中へ
登山口の標識で、写真を撮っていると観光客達が寄ってきて、物珍しそうにこちらを観察していました。

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連休中日も7時を過ぎていますから、閑散としています。
登山者は、殆ど出発済み。下山してきた人たちと散策に出かける観光客

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河童橋は、まだ日陰

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観光客は、まばら

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針葉樹林の中を、過保護と思えるほど整備された登山道を、Wストック杖いて行きます。
苔むした気持ちの良い、トウヒなのかコメツガなのか唐松ではなさそうな名前のわからない針葉樹林。
あの、高天原から岩苔小谷を歩いている気分です。
人は少ないのですが、追い越して行く人、下りて来る人とは寸前まで気付かない、音無し登山者ばかりです。
でも、挨拶だけはキッチリと、これも気持ち良いです。
鈴や鐘やラジオの音を鳴らし歩く人達では無いのです。そして、歩きもドタァッ、ドタァッと地響き無く身軽です。
Wストックで歩いているのは自分たちだけ見たい。ストック持っていても、リュックのサイドに収容しての山歩きの人々です。

登山道も、今までにない完全整備。何が?ですか、ステップの段差です。
ドッコイショと云いながら段差を上る事無く、程良いのです。

気に入ってしましました。

登山口から概ね1時間で沢の縁に出ました。

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目の前が開けて、稜線が見えるのですが、ピークが在りすぎて、どれがでれだか?

ここからは、涸れた沢の端を登りましたが、背の低い木が日陰を作っていて、また気持ちの良い登りです。
30分も登ると、西穂高岳展望所。でも、どのピークが西穂なのか?決定できずです。

胸突八丁付近がステップが大きく、疲れて食物補給休憩してしまいました。
しかし、名前ほど辛いこと無く(常念の胸突八丁もと同じ)、直ぐに登り終えて、涸れ沢を渡り岳沢小屋へ到着してしまいました。
ゆっくり、写真を撮りながらの登りで、3時間経過。
すこし、物足りない感じですが、年寄りにはちょうど良いのかもしれません。

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西穂展望所から、どのピークが西穂岳?

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上高地俯瞰

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天狗岩?

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この小屋、あの自他ともに認める無愛想で主張の強い支配人がいる岳沢小屋です。
お金使わず休んでいると何か文句を言われそうな気がしたので、直ぐに食事をオーダー。

食べている最中に、倉庫らしきところから浮みたいな袋を沢山持って出て来てテーブル脇をツカツカと足早に通過して小屋を出て行った人、多分その支配人。
あとで知ったのですが、持っていたのは寝袋。屋根に登って袋からシラフを出していました。
張り紙が在り、「予約なしの人はシラフ貸し出すので倉庫で寝てください」宣言をしていたのです。

激混み予想をして、臨戦態勢だったみたいです。
あの、面白い文章からはかけ離れた印象の気難しいそうな親父さんでした。

あれじゃー疲れるだろうなぁー!人生が。

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再建された岳沢小屋。真っ平らな岩が敷き詰められた広場が印象的

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正面玄関

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前室

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小屋の窓から、支配人自慢の景色

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チキンカレー

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カフェオレ用砂糖壺 スプーンの柄の曲がり方が意外

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前穂高からの道(重太郎新道)

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上高地、俯瞰

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小屋から先は、前穂高への重太郎新道か天狗のコルへの道。

時間が少しあるので天狗原が在る方向へ行ってみました。
直ぐに、天狗原の手前にあるコブ沢に出くわし、大きな岩とその傾斜におじけて退散です。

再び、小屋前で少し休んで、12時50分ごろ下山開始です。

急ぐ事情が無いのでゆっくりと下ったのです。疲れも無く、休む事無く歩き通して、登山口に戻ってきたのが14時40分ごろです。
なんと、休みなく下ったてしまったのです。快挙!!コースタイムの下り2時間(昭文社)を下回って1時間50分で歩けたのです。
とっても珍しい事ですが、一寸物足りない登山でした。

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天狗のコルから下って来る登山者たち

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7:55 かっぱばし
8:20 登山口
8:38 9岳沢ヒュッテ110分
8:44 雪崩跡
8:52 8岳沢ヒュッテ90分
9:10  風穴
9:27 樹林帯 10分休憩
9:50 5中間地点
10:15 4西穂展望所
10:27 3石階段
10:40 2胸突八丁 10分休憩
11:00 1小屋見峠
11:15 岳沢小屋

11:54 岳沢小屋
12:20 コブ沢あたり
12:37 岳沢小屋

12:52 岳沢小屋
14:42 登山口
14:58 かっぱばし
15:10 バスターミナル
15:15 タクシー発車

バスターミナルは、15時過ぎ。あの広い広場がバス待ちの人で埋まっています。
久々に午後の上高地バスターミナルの混雑を見てしまいました。
当然、建物の裏にあるタクシー乗り場へ。ここも長蛇の列になるのですが、今回は救われました。
空車タクシーは沢山。ドンドン乗車行列が進みます。直ぐに乗れて、上高地出発15時15分。

沢渡中駐車場15:40到着で、靴だけ履き替えて中房温泉へ向けて出発15:50。

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沢渡の駐車場 空きは出来ていますが、まだ沢山の車が駐車


無雪期の中房温泉は初体験。沢渡から約35分で到着。

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玄関

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ロビーから

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夕焼けの吊尾根 写真を撮る少し前にモルゲンロート

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9/20
三連休最後の日なので、高速の渋滞を嫌って、朝は早々と出発。

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しかし、大渋滞の一歩手前ののろのろ状態。
8:00中の湯出発
9:10松本IC通過
9:31諏訪SA9:58
11:30談合坂SA11:52
13:40永福PA13:45

渋滞すると、休憩したくなるので3回も停車してしまいました。





・追越車線を制限速度ギリギリで走る続ける車
 周囲の交通状況を把握していない、高速不慣れな運転者の見本

・速度が落ちると路側帯を走りぬけてゆく車
 もうそんな奴はいないと思っていました、今時ねぇー

・車間が在るにブレーキを頻繁に踏む車
 前方の車達の速度観察不足で、不慣れな運転者の見本

これらは、ETC\1000円高速の時に見受けられる、普段高速を運転した事の無い方々でしょうねぇー
事故も多発し、夕方には、八王子から甲府昭和まで渋滞がつながっていたみたいです。