2008 8/4 黒部川源流域 雲ノ平 山旅
源流への日
黒部川最深部での朝は雨。 4時半ごろに目覚めるが昨夜から雨だったみたい。耳栓しちゃっていたので知りませんでした。雲ノ平山荘の喫煙場は玄関外、でも、ひさしが殆ど無いので雨降りは困るんです。でも、濡れてでも吸いますがね。奥地なだけに、皆さん出発が早いです。5時からの朝食の後、次々と出発。風もなく雷鳴もしていなかった。まず、小雨交じりのガスの中、水補給にテント場へ向かう。 (ここの出発は雨に降られるか、寒くて防寒のために雨具を着て出発が多いのです。今回も雨具を着ての出発。) テント場へ下り始めたころ、飛行機?雷? なんか音がした。再び、後ろのほうで!雷です。 この場所で雷鳴聞くの2度目。今日のは、すごく遠くからなので、緊張感は走らずそのまま水場へ。 ガスが濃くてよく見えないが祖父直登禁止の看板見当たらないぞー! やっぱ、テント場からの直登禁止は続かなかったのかぁー!ここから、戻って新たな道を行ったら1時間近く遠回りになるしぃー、直登禁止やめたんだぁー!と云うことでペンキ印に導かれ直登開始です。巻道に出て、再度頂上アタック路分岐で一休み。 |
祖父岳直登の分岐で、登るか?巻くか? 悩んでいたら、上からご夫婦が下りて来たので聞いてみた。 どうやら稜線は風が強いらしい。水晶小屋からここまで飛ばされないように苦労しただ。 雷はそうでもなく、ガスで見渡しはNGとのこと。祖父岳巻道コースに即断です。水場から一緒だったおじさんは祖父直登りへ。 過去二回、ガスのここで迷っていると、急に明るくなり、登り始めると、どんどん晴れて、周囲が見渡せた事を想い出しながら、登らない事に決定!! 苦労して登って、見返りないときゃ、さっさと止めます。 広大な雪渓を幾つも横切っての巻道。源流渡渉地点への急降下はガスで周りが見えなく恐怖を感じる事なく降りました。 増水もしていなく、難なく渡り終わったら票石の脇で休憩です。 この一帯はあちらこちらから水が湧き出し流れとなって川へ落ちて行きその周りには可憐な花が沢山咲いていて好きなんですが、今回は雨が強くカメラが出せず残念です。 三俣山荘へ向けての登りは雨の中の登り、結構寒かったぁー。山荘に着いた頃は本気になった雨がジャージャー降っていた。 |
しばらく、小屋で休憩することに。 ケーキセット、ラーメン、紅茶で1時間が過ぎて過ぎてしまいました。雨も小ぶりになったので、出発です。 雨は三俣峠付近でかなり弱くなり、三俣のカールの下り途中で完全に止んだので、本日初めてカメラをリュックから出して歩くことに。それにしても、寒い。この様なガスの時に稜線を行けばライチョウに出会えるだろうにと思いながら三俣ー丸山-双六の巻道を行ったんです。すれ違う人も追い越す人も殆どなくマイペースのトレッキング。 途中で、ハラヘタ(腹減ったぁー)になり、雲ノ平山荘の弁当休憩。 |
小屋の物価 | 夕暮れの笠が岳 |
双六小屋に着いた時には、すっかり晴れて濡れていた雨具も完全に乾いていた。 小屋到着は15:30過ぎと遅めでしたが、食事は2回戦。混んでいないみたい。 2回戦目の食堂もフルではなく空き席があり、約2/3の入り。 あの食堂キツキツに入れると80人。2回戦目はユルユルだったから合わせて100人強かなぁー? 食べた後は、寝るっきゃないです。 多分7時には横になってウトウトだったんですが、8時半ごろ意識がはっきりとしたので、外に出てみました。 喫煙&観星。 天の川と流れ星!そして、表銀座方向の光る雷。凄かったなぁー。 写真ないです。何枚か撮ったのですが写っていなかった、失敗しちゃいました。 |
双六小屋へ下る前、座って休んでいたら見つけました。この岩、何かに似てませんか? |