7月には三連休が在ったんですね。忘れていました。
前の週に、尾瀬に夜行日帰りで行くことを決め、バス予約した瞬間に思い出しました。
尾瀬行き止めて、三連休に遠出したかった。普段、日程の関係で行けないところへ。
白馬、燕岳、それとも、赤岳、北岳?でも、下調べの時間が無いなぁー。
初めての山は、早朝、どの様にして登山口に辿り着くか、それも体調万全で!が最大課題。
結局、いつも眺めている本「関東周辺の山」を眺めて、決めました。
芦安の仙丈ケ岳。(懐かしい名前の芦安村は、平成の大合併で"南アルプス市"に変身済み)
最近は、インターネットとコンビにが便利、便利、超便利。
状況をWebで検索。(南アルプス市夜叉神観光協会芦安案内所のHPは、便利)
車の場合の駐車場問い合わせ、観光協会へメールで。JRの場合の列車時刻、Web検索。
宿泊するつもりの、長衛荘に電話予約。
そんな訳で、1泊2日の仙丈ケ岳登山に決定。
憧れの南岳とおんなじ標高3033mの山に登れる!体調悪けりゃ仙水峠辺りまで散策。
初めての南アルプス。夜叉神トンネルの向こうの北沢峠に行ける。久しぶりのルンルン気分。
出来上がった予定は、
【7/16】
新宿 9:06→(ホリデー快速 \2,210)→甲府 11:16
甲府 11:30→(山交バス \1,900)→広河原 13:42
広河原 14:15→(村営バス \550)→北沢峠
14:40
宿泊 長衛荘
\8,500(一泊二食、昼弁つき)
090-3023-9030(現地・5月〜11月)
0265-98-3130(長谷村役場産業課)
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【7/17】<+10などの数字は、その左の時間がコースタイムより加算された時間>
地図コースタイム2:00の場合、20分上乗せして、2:20+20
4:00 北沢峠→2:20 +20→6:20五合目_0:10休憩
6:30 五合目→1:55 +15→8:25小仙丈ケ岳_0:15休憩
8:40 小仙丈ケ岳→1:15 +15→9:55仙丈ケ岳_0:15休憩
10:10 仙丈ケ岳→1:10 +10→11:20馬の背分岐_0:10休憩
11:30馬の背分岐→0:30 +10→12:00馬の背ヒュッテ_0:10休憩
12:10馬の背ヒュッテ→2:10 +20→14:20太平山荘_0:10休憩
14:30太平山荘→0:15 +05→14:45北沢峠
北沢峠 15:30(最終)→(村営バス \550)→広河原
15:50
広河原 16:30→ (山交バス(最終)\1,900)→甲府 18:21
甲府 19:42→(スーパーあずさ\3,510)→新宿 21:06
さぁ、準備完了。
コースは、東京を出発する際に悩んだあげく、尾根道でのピストン。
しかし、なんか回遊できそう。片道を尾根。もう一方を沢。結論は、現地に行って様子を見て決める事に。
出発直前の最終案では、4時半出発で、(早いうちに展望が開けるように)尾根を登り、仙丈ケ岳から馬の背ヒュッテ経由、尾根道の五合目に戻って、北沢峠に帰るコース。
結局、忘れ物をして戻った為、2時間ロスしてしまい、登頂&回遊コースは断念。
しかし、仙丈ケ岳下山開始地点で話した人は、回遊して帰りの甲府行きバスが同じだった事を考えると時間的には回遊できたのかも。
でも、小仙丈ケ岳から先は、高度のためか、体がだるくてかなりの疲労感。とても、突き進み気にはなりませんでした。
今回の山行き、強いて名づければ、「驚きの山行き」。けっして「仙丈ケ岳登山」なんていえません。
驚き1: それは、夜叉神トンネルを抜けて、野呂側対岸との谷。深い深いV字谷。そんな高い場所を、バスは道幅一杯一杯で走り抜ける。
運転手と助手そして無線連絡の連携。特にカーブの時の、2人のカーブミラー凝視は緊張もので、車内にそれが浸透。これらには、驚き。
驚き2: 北沢峠の公衆トイレ。最近、観光地には多いですが、その清潔さ。真新しさに驚き。
驚き3: 小屋の女主人。大きな声。そして、仕切り方。今までに、体験した事ない。その威勢の良さに驚き。
驚き4: 所持金全部とカードや帰りの切符をなくした事。驚き!
驚き5: 小仙丈ケ岳まで、意外と短時間。コースタイムより短いくらいで到達。たぶん、何時もより軽い荷物のせい。荷物の重さって、本当に影響するんだ。驚き!
驚き6: 小仙丈ケ岳から仙丈ケ岳まで行く気力が無くなっていた。疲れ果てていた。折角、登って来たのに!なぜだぁー?今考えると理解できない行動。驚き。
驚き7: 小屋にも登山道にも、ハイになっている人は、殆ど居ない。尾瀬や北アルプスと人種が異なっていた。静かな山に驚き。
驚き8: 1日、トイレ行かずに、食べまっくり、体重増えた筈だが、2kg減。体脂肪減か?驚き!そして、トイレ(大)は、精神力でコントロール出来るのかぁー?驚き。
帰ってきて、「イワベンケイ」が在ることを知る。
今年か?来年に、リベンジを計画だぁ〜!!
以上