2005年2月 富士山

アイゼン、付けて歩いちゃいました。
意外と歩きやすく、嵌りそうです。
つくづく、臆病な自分を再認識。(按ずるより・・・)でも、
計画では、アイゼン付けて歩き、雨具のズボンを引っ掛けて切り刻む予定が上手く行かず、雨具新調をまた悩まなくては。

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旧道を天下茶屋へ向かう途中で

天下茶屋前から

三つ峠小屋前から

富士吉田方面

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三つ峠山

三つ峠山の岩場

南アルプス

天下茶屋


前夜は、相模湖-笹子トンネル間は雪。絶対に雪景色が綺麗な筈。
河口湖の最低気温が-15度と異常に寒い予報の出ていた朝でした。

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甲府盆地から

開店前の天下茶屋


トンネル脇から旧道に入って直ぐ、木立の間から大きな富士山が見えた。(7:50)
登山口に到着時、駐車スペースが無く路駐は気が引けたので、車をそのまま進めて天下茶屋へ。
本当は、まだ迷っていたのです。寒い中を、本当に歩くのか?
旧トンネル前でUターンをして、まだ開店していない店の前で、車内から富士山見物。
寒い!三つ峠山?御坂山?本当に歩く?、外気温−8度。車内24度。
再び、登山口へ車を進め、待機。日が差し込む様になり寒いが穏やかな感じ。
一台ご出発。迷わず、そこに入れる。(9:05)

さぁ、御坂山へ出ぁ発〜ッ。準備開始だ。
準備、と言っても雨具ズボンを穿き、登山靴を履くだけ。
おにぎりとワッフルとビーナッツサンド&500mm水は、リュックの中。
Wストック持って、出発。(9:15)
登山道と林道の分岐まで、少しの間、除雪アスファルト道路をゆく。
林道では、日曜なのに工事作業中。
冬季休業中のトイレ前ベンチで、先に出発した二人がアイゼン付けている。(9:35)
まねして、付ける事に。
彼らも、初めて。後になって付けるより、ベンチが在るのでここで。
直ぐに、単独行きの男性が脇に来て6本羽アイゼンをすばやく付けて出発。
彼は、地元。雪が降って綺麗そうだから来たとか。
初めてのアイゼン付け、無事終了して出発。(9:55)

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アイゼン付けちゃった

先に行く二人


トイレから先は、全部雪道。勾配もそこそこ。でも、道幅があり、車の轍が。
いつもだと、多くの人に抜かれるのだが、誰にも抜かれない。
初めての人との出会い。それは、ご夫婦。下山途中でした。しかし、ナンバー無しのシープも、その後ろから下山。我々4人は、一緒に斜面側のフカフカ雪の中へ退避。
すれ違った、ジープの後ろ荷台には、多くの人が乗っていて必死に車体に?まっていた。
乗っているのも大変なんだぁ〜!

何分経ったか、暫くして、今度は、下からエンジン音。さっき、下っていった車のお通りの様だ。再び、道を空けるために、斜面のフカフカ雪へ。
今度は、運転者と助手席の2人だけ。抜き去っていった車は、先のカーブを何回も切り返しをして曲がっていった。
しかし、エンジン音は何時までも聞こえる。
っと云うか、エンジン音は、歩くにしたがって近づいてくる。
気付くと、頭上にさっきのジープ。この辺り、結構な急勾配。
そこでは、チェーンを二重に4輪巻いた、4駆車がタイヤを空転させていた。
下がっては、前進を繰り返し、路面には土が露出していた。
ジープが下がってきたところで、停止したので「抜きまぁ〜す」っと声をかけ山側のフカフカ雪の中を、車につかまりながら前に出た。その時、下山する人とフカフカ雪ですれ違う。
ここ、登山道じゃないのかなぁ〜??
歩いてきた、道の脇には大型ジープが停めて在ったのを思い出す。
多分、彼らは登らなくなったら道の脇に突っ込み、その上に停めて在るジープまで歩いて乗換えて登っているのだ。
暫く歩くと、さっきの二人が乗った別のジープが抜き去っていった。
小屋までの間に、道の脇で乗捨てられた、ナンバーなしジープを三台目撃。

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三つ峠への道

三つ峠山荘

宿泊者専用撮影場所


空のアオさが、青から紺色へ。そして、道の先には木立ではなく空が見え始めた。
もう近い?
道が、二股に分かれている。この辺り、南アルプスの眺めが良い。
どっちだ? 賭けダ。右か左か?。結局、あと200mの看板が決め手に。
右へ行く事に、200mで三つ峠山荘に到着(11:28)

絶景だ。
「宿泊者専用撮影場所」看板が、何か似合わない。雄大な眺めだ!
気付くと、ハラヘタ。ベンチがあったので座り込む。
握飯などあったかくないので、小屋に温かい食べ物を頼む。
カップヌードル&お茶。そして、持って来た、おにぎりとワッフルを食べる。
食べ終わって、下山する前に、小屋の裏手へ。

これまた、絶景。八ヶ岳から南アルプスそして富士山、三つ峠山が。
三つ峠山へは、人々が列を成して登っている。皆、苦しそうな前屈み姿勢。
時間も気になり、登る事考えずに、眺めを楽しんでいました。
朝の二人組(カップル)が、少し先でコンロを使って何か食べながら休んでいました。
登りで、出会ったのぼりの人は、3人。
でも、三つ峠山への登りは、何十人。何処から湧き出たのか?

下山開始。(12:20)

登る事で、さほど感じなかった雪道も、傾斜が急だった事を、下山時に認識。
でも、余裕が出たのかシャッターを切った回数は、下山が多かった。
下山時には、誰とも会わず、アイゼン取外し場所のトイレベンチに到着。(13:05)
早い!!

アイゼン取外し時に、右足のサイズ調整用ねじが外れ落ちる。拾うが、相手のナット見つからず。
これが、今回の唯一のトラブル。

アイゼンを外して、車へ。(13:15)
車で、靴を履き替え、時間が早かったのと、このまま東京へ向けて運転する自身が無かったので、再び天下茶屋へ。

そこで、コーヒー&おでん。をして、出発。
帰りは、御坂トンネルを抜け、中央道:一宮御坂ICから帰京。

9:15 出発→(0:20)→9:35 林道分岐 -(アイゼン装着 0:20)−9:55 出発 →(1:33)→11:28 三つ峠山荘到着
(昼食 0:58 )
12:20 三つ峠山荘出発 →(0:45)→13:05 林道分岐到着 →(アイゼン取外し 0:10)→13:15 出発 →

おしまい