2012年 7月
目指せ!

2012/7/13-14

大天井岳で一泊するぞー!

それが目的。
前に通過した際に小屋から頂上が直ぐで、街も見えず泊まって夜空を楽しみたかった。

だから、普段は1kg弱のASPサイズカメラを1.5kgの重たいフルサイズのカメラを持った。
だから、常念小屋1泊、大天荘1泊、燕山荘1泊のゆっくりコース。
だから、混雑する梅雨明け前の週末、金曜に休暇を取っての四連休。
7/16(月)は、第三月曜で祝日(山の日)。
2012/7/13(金)から7/16(月)の予定。



結果、大失敗。
常念小屋ピストンでして、リベンジを誓った山行であったのだ。
リベンジは、この年の最後。小屋じまいの晩に、ケーキ食べ放題フェア参加で成就してます。


いつもなら、前泊で松本盆地のどこか(信州健康ランドとか豊科のルートインとか、大浴場がある宿)に泊まっているのだが、この時は朝出発。
朝、4時前に高速乗ると深夜割引!!
出発が、都内からの時は大都市圏なんチャラで50%引きになっていないが、栃木からだとリアルに50%引き。
50%引きは大きい!!

 4時少し前にICを通過し、途中何回かPAやSAで休憩して、豊科のタクシー会社へ8時過ぎに到着。(8:20)
高速降りる前に梓川SAで朝食、これがヘビーだった。東京からの下りSAは、コンビもあって選択肢があるのだが今回の登りSAは選択肢無し。レストランでのヘビーな朝定食後スマートICから出て豊科へ。
高速道路は陸送のトラックだらけ、豊科の街は朝の通勤渋滞。平日だー!
車をタクシー会社に預けて、一の沢登山指導所までタクシーで30分ほど。(8:50)

一の沢の休憩所は明日土曜日から開くらしいが、この朝はトイレだけ利用可能。
しっかり準備、その間に現れた登山者は2組4人だけ。
雨が降りそうなので、1.5キロの重たいカメラはザックに居れたまま、でも、雨具はなしで出発(9:10)
7/13
 3:00 起床
 3:30 出発
(SA内で朝食、コンビニで買出し)
 8:20 豊科・安南タクシー到着
 8:50 一の沢登山口到着
 

山の神通過(9:30)
天気悪そうなのでチャンとお賽銭出して、好天を祈願。
古池(9:45)通過

河原一杯に流れ下ってゆく一の沢の流れ(10:10)
大滝ベンチ到着(10:35)
ヘビーな朝食だったが、ここで再び間食。出発が10:50
右からの大きな涸沢(烏帽子沢)を渡り、
樹林帯への登る新調された梯子(11:25)
笠原の手前で、小雨が降りだしたのでザックカバーと雨具の上だけを着る(12:05)
この先、何度か丸太橋で流れを渡って先へ進む。
傾斜があり、水量が多いので緊張して進む。
この先、何度か丸太橋で流れを渡って、沢の中を進む。
傾斜が急で、水量が多いので緊張して進む。

この辺りから虫が体の周辺で飛び交いだす。

確か、いつの間にか猿の群れの中にいた記憶。
猿達は、こちらを観察しながら群れで一緒に登る不気味な感じ。

(カメラを向けて撮る余裕なし)

言葉が通じない!!
花を撮るために、すすむのを止めると奴らも停滞。
人間は、相棒と俺だけ。数で負けている!
不気味
       
  猿たちは、いつの間にか谷底から急斜面を登って行っき、緊張が解けた。  
胸突八丁(13:05)
体のあちらこちらを虫に停まられて(刺されては無いのです)痒い、とっても痒い!!
額も耳も首も腕も!

ここからは、覚悟して登る。
意外と直ぐに水平道になる。(13:15)
多分、雨降って気温が低かったから。
対岸や谷底には雪がビッシリとこびりついている。
 
水平道崩落現場通過(13:20)ここは、好きな場所。
特に小雨で煙った雰囲気は、インディージョーンズの世界いるみたい。
最後の丸太渡りで最終水場に到着(13:45)
10分休憩後、流れから離れて常念乗越へ(13:55出発)



第一ベンチ(14:14)
第二ベンチ(14:34)
第三ベンチ(14:46)通過
乗越見晴(15:00) 常念乗越(15:07)
9:10 一の沢登山口出発
9:40 山の神
9:45 古池
10:35 大滝ベンチ
11:25 鳴子沢
12:15 笠原沢
13:05 胸突八丁
13:45 最後の水場(10分休憩)
14:14 第一ベンチ
14:34 第二ベンチ
14:46 第三ベンチ
15:00 乗越見晴
15:17 常念乗越
15:20 常念小屋到着

この日、小屋はがら空き。前回数人で泊まった同じ部屋を相棒と占有することを許された。
       雨は、依然と降り続いていたが、一瞬ガスが切れて穂高方面が望めた時の一コマ。これだけ。


疲れたときは、甘いもの喰いたい!
       
       
       
       雨やまず。左の耳が痛痒い。
       
       何故か夕食に、こんにゃくゼリー。

夕食にアルコールなんぞを飲んだもんだから、耳の痛みは眉間まで伝わり最悪状態。

天気予報も、明日好天すると予報せず。風も出てきて就寝。
       
 
 アッさぁー!
晴れていないです。しっかりと雨降ってます。

耳は、熱く、厚くなってる。最悪ー!!
どうやら耳は化膿し始めたみたい。
どうしよう、これから2日、稜線歩きだ。

明るくはなったが、しっかりとした雨。これから風も出るみたい。

5時から朝食。
   
       
     梅雨前線が北上したのか、頭上にあるのか?
判断できず、耳の調子は最悪状態

どうしよう
       
       
       
       連泊も考えたが、この晩は結構混むみたい。

下山するにでもー、
下山して家まで運転する気力ないしー、
里での土曜の宿泊は三連休だから絶望的だしー


結局、耳の調子も良くないので下山を決意。
小屋で、12:00に登山口までタクシーを呼んで、出発。
(登りのペースを考えると13時にしたかったが、普通4時間だそうで、12時で大丈夫と強制的に決まってしまった)
       
       
       小屋の皆さんに勧められて、滅多に撮らない記念写真
       
   外は、こんな感じ    出発7:20
       
       7:42 第三ベンチ通過
       
   7:49 第二ベンチ通過    8:07 第一ベンチで休憩(8:16)
       
   下りは、転ばぬように気を使うから疲れるんです、休憩   8:30 最後の水場通過
       8:58 胸突き八丁看板通過

急いでいるんですが、しょっちゅう休憩。

この辺から、数多くの入山するグループとすれ違ったのですが、休憩している自分たちを見るとその傍で休憩始める人たちが続々と発生し、大きな集団休憩場となってしまった。
       
       
   9:55 笠原沢通過    この辺から日差しありの雨降りで、ムッシアツゥー!
       
10:35 烏帽子沢通過

11:05 大滝ベンチにやっとこ到着。疲れたぁー。

 雨もほぼ止み10分休憩

到着時刻12時を意識して急いでいるので、疲労は増大。

なるべく時間を意識しないで行けるスケジュールが大好き!
       
     狭い登山道、伸ばした使わないストックを横にして持ち、俺にひっかけても挨拶なしで黙々と一人で登ってゆく、ランボーな登山者と11:33にすれ違う。

らんぼうさん雨具着ていないから、これより下では降っていなさそう!

11:55 古池通過
12:06 山の神通過
     
       12:26 タクシーの待つ登山口に到着。
日差しが暑い。
30分遅刻していたので雨具を脱いだら、早々にタクシーに乗り込む。


12:58 豊科のタクシー会社に到着

 雨と汗で体中がグジュグジュ、まずはどこかで風呂!
という事で、「ほりでー湯」へ行くことに。
       
       
   13:20 ほりでーゆ到着    
7/14
 7:20 常念小屋出発
 8:30 最後の水場
 9:55 笠原沢
10:35 鳴子沢 烏帽子沢 
10:26 一の沢登山口
  

ここは、日帰り湯だけでなく、宿泊もできる事を知っていたので、
日帰り湯の料金支払いながら聞いてみまた。

今日、泊まれませんよねー
「えっ、お泊りをご希望ですか?」
できれば
「キャンセルがあって、今からネットに載せる所なんですが、一人・・・・円になりますが」
2食付ですよね
「はい」

ラッキー!!
意外と、安かった。

宿は、当日キャンセル分を再度売り出すのが午後2時前。
だいたいお昼過ぎに連絡すると大きな宿では受け入れてもらえる事が多いんですよね。(遅すぎてもダメ)

 「ほりでー湯」は良心的、先に支払った入浴料を返してくれた。宿泊料に入浴料金が含まれているんだって。
ここは、なかなか宿泊予約が取れない宿、
ラッキー!でも右耳が・・・   
   
       
   
     
   
       
   
     耳は、完全に化膿が始まり早く抗生物質を飲まなくては!状態。
夜は、濡れタオルで冷やして就寝。
       
     朝は、バイキング。
もう若くないので、そんなにクエネェー。
       
     前日の夕方には病んでいた雨。朝から再び。

アジサイの花が、7月なのに。
       
      帰りは、東京へ。日曜診療の医者へ行って抗生剤処方してもらわねば。

日曜の夕方、都内に戻って、駅前の薬局で抗生剤下さいと言ってみた。当然、処方箋が必要と断られた。

日曜の夕方なので、診察している医者を紹介してもらって行ったら、その医者、駅の裏路地。
居酒屋の二階。ヤバそうな医者。
事情を話すと、内科専門で責任持てないから診察しないと。
先に居た38度の熱が出ている乳児を抱えた女性も、うちは小児科じゃないので診察しないと断られていた。

こんな医者いるの?

内科と言っているから、撃ち込まれた弾丸摘出オンリーと云う訳でも無いだろうけど、とっても不思議な開業医。
医師免許って、診療科関係ない筈じゃ無いんですかね。


耳のほうは、近所の○○クリニック(整形外科・耳鼻科の看板)で診てもらい薬をゲット。
大事なく完治しました。

雪解け直後の山行は、早めの虫除けがマスト