2008 7月 燕岳


夏の雲の平行き足馴らし登山です。

尾瀬の至仏山が今年から再び高山植物保護で直登ルートの下山ができず何処にしようか。
迷いました。

燧ヶ岳、仙丈ヶ岳、燕岳から選びました。
費用は掛かるが、感動一杯の燕岳に決めたのは、月曜日。出発は金曜日の夜。世の中、海の日で三連休、山の中は超激混みの三連休なんです。
その年の海の日の激混み様子は、毎年山小屋での話題になっているのです。
だから、一大覚悟の計画。
初の紅葉していない燕岳です。

往復の指定席と金曜日の仮眠所手配は火曜日に完了。さぁー出発です。

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ゴゼンタチバナ

マイズルソウ

蛙岩(?)

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コイワカガミ

ウラジロナナカマド

燕岳

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アオノツガザクラ

チングルマ(花)

タカネサクラ

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ミヤマキンポウゲ

 

午後の槍ヶ岳

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裏銀の山並み(三俣蓮華・黒部五郎・鷲羽)

五色ヶ原、烏帽子岳 方面

燕山荘前の広場

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とっても小さい!

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登頂を終えた二人

燕岳 頂きの人々 夏山!

振り返ると、燕山荘

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コマクサ群落

コマクサ群落

コマクサ群落

 とにかく凄い! 小さい桃色の花が、風に揺れているんです。
「何か新生物(もも色星人か?)襲来!!こちらに向かってきます。」って感じ。
燕岳−北燕岳の間で出会いました。

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北燕の上で、ガスる餓鬼岳

北燕の先、シナノキンバイ群落

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キバナシャクネゲ 

クモマスミレ

チシマギキョウ?

左の拡大(花筒の内部や縁に毛)
(花が上を見ているのでイワギキョウ?)

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シナノキンバイ 

夕暮れの燕山荘とテント場

夕暮れの槍ヶ岳

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夕暮れ 

夕暮れ

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雲間からの日の出

白いコマクサ

 

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合戦小屋から下は晴れ!

荷物の準備は、6月末に尾瀬に行っているのでスムース。でも、靴の防水だけは入念に!
梅雨末期の豪雨にあっても良いように、着替えを追加。フリース削除で準備完了。
持ち物(20リットルリュック)
・着替え2組(小屋、下山時)
・部屋着(ジャージとラガーシャツと大きめタオル)
・雨具(ザックカバーと合羽)
・ゴア手袋
・山用お薬セット(傷薬&正露丸&ガーゼ&テーピング&ロール紙いろいろ)
・膝サポーター
・ストック2本
ウエストポーチ
・耳栓
・携帯灰皿
・チョコ&カロリーメイト
・手帳&行程
・目薬&頭痛薬
着用衣服
・サポータータイツ
・ズボン
・Tシャツ
・カッターシャツ

金曜日は会社終わってそのまま出発なので、山行きスタイル(サポータなし、肌着のシャツに半そでシャツ)で出社。途中、新宿駅でリュックをコインロッカーに。
夕方、新宿で列車に乗る前に、山用のTシャツと靴下に着替えて、脱いだものはコインロッカーへ入れて出発。
21時新宿発あずさで松本が23時55分着と、とっても遅ぉ〜いのです。
でも、きちんと風呂に入って、1時には就寝。5時起床で5時半に松本駅前をタクシー出発。
いつもの様に、途中コンビニで買出し。
(おにぎり2個、ポカリ2本、水1本、ワッフル、ピーナッツサンド、チョコ、カロリーメイト、エネルゲン)
一寸少なめだった感あり、おにぎり1個は余計に欲しかった。だって、当日の朝と昼の食料だもん。
山では、多くの人達に出会いました。さすがハイシーズン。必ず視野には誰かが居る状態の登山道。

いろんな人達がいたなぁー
・Oさんご夫婦
本格登山は始めてとおっしゃっていたわりには、お父さんの歩きは本格的、次の予定は富士山と槍ヶ岳とか。登りの第一ベンチで出会い、翌朝先に下山されるまで度々お会いしました。頑張って、山小屋に慣れて下さい。燕山荘からの日の出は最高ですからぁー。

・順大ご一行
ドクター、若かったです。お医者様と知るまでは体育の先生かと思っていました。18才の学生と一緒の登山、ご苦労様です。合戦小屋からは追いつきませんでした。

・バナナ皮投棄のご一行
二度と会いたく無い、中年男と中年女2人組。体調が悪いのだろうが登山道で横になって寝るなよ!同行者は先に進んでベンチに座ってんじゃ無いよ!同じパーティーなんだから、その場で介抱したり、現場、通過者の便宜を図れよ!驚くだろー、いきなり人が倒れていたら!

・台湾の団体ご一行様
日本アルプス燕岳、満喫でした。

・高山植物撮り捲りお姉さん
接写に、はまってましたね。いい写真とれましたかぁー?単独と思ってましたよ。パーティーの皆さんに嫌わないようにねぇー。

・山梨の還暦さんご一行
多分、山梨からですよね。夕食のワインを見て山梨と言っていたから。お揃いの紺色の作業衣は何のグループだったのか、気になりました。

・表銀座家族縦走を断念したお母さん
埼玉まで帰れましたかぁー。息子さん達は槍ヶ岳まで無事に行けたのかなぁー。献身的、あしひきになってはいけないと自主的下山の途中でした。

・有明山修験道帰りのお母さん
かなりハイでしたね。険しい山道を一人で通過した達成感に満ち溢れてましたよ。

今回は感動的日の出じゃ無かったけど、大満足してます。
燕山荘も、激混みじゃ無かった。カイコ棚6人定員に4人(布団3枚に4人)だから極々普通。同じ棚の隣のおっさんも、Oさんもこの混み方にウンザリしていたようですが。僕は、大満足。

燕山荘のTさんは、「あれっ、混んでいる時も来るのですか」と声をかけてくれた。始め人違いと思いましたよ。「東京の※▼さんでしょ?」名前と顔を覚えてくれていたんだ。嬉しいねー。でも、これって僕、目立ってるんですかねぇー?また、秋には個室予約で行きますから、お土産何が良いですか?今度は帽子無くさない様にしますから、燕山荘では買いませんよ。


下山後、有明荘で入浴&食事後、初めて路線バスで穂高駅まで移動しちゃいました。松本で2時間待ち時間があり夕食後、特急で新宿に。新宿に着いた頃には、もう筋肉痛が始まっていて翌々日まで続いていました。
でも、この筋肉痛が重要なんです。僕は、これから約一ヶ月間どんな山登りをしても筋肉痛が起きない事を知っているんです。

皆さん、有り難う。お陰さまで、楽しい夏山行きが出来ました。誰とも出会わない静かな山旅も良いですが、大勢が居る山登りも良いですねぇー。なんだか今年の夏山が終わった様な満足感に浸っています。

でも、終わっていないのです。
さぁー、折立IN、新穂高OUTの雲ノ平行き足筋肉の準備完了です。

追:今回での減量効果:2kg
以上

行   程  (詳細写真は上の鉛筆マークをクリック!すると表示予定、現在作成中)