前日 (8月10日<木>)
ANA891便で羽田から富山へ移動。駅前に宿泊。
一日目 8月11日<金>
5時起床。さっそくTVにて天気予報をみる。なっなんと!台風は一晩で向きを変え、北上。中部地方をねらっている。今年も駄目かと意気消沈。雲ノ平に入ってから台風が通過し、一昨年のように、道が通れなくなったらどうしようと不安になる。朝昼飯を駅のコンビニへ買い出しに行き、6時に呼んでおいたタクシーで出発。
 折立には、昨年の小口川線ではなく有峰線が通れたので料金も安く、時間も30分ほど早く着いた。折立へはタクシーに限る。富山から、電車、バスを乗り継ぐより絶対に特(料金、時間)。バスは荷物代(10kg以上)もとる。
さっき買ったコンビニ弁当を朝飯に食らい、水を補給し、トイレを済ませて折立を出発。



10分も歩かないうちに心臓がコトコトいい、息がはぁはぁ。遂に15分歩いてダウン。20分間の大休止。しかし、歩き出すと再び心臓がコトコト息ハァハァ。こんな事は初めて。再び20分間の大休止。やはり、どこか体が悪いのかと大変不安になる。(内心:せっかくの休み、何故、俺はこんな苦しみをあじわっているのか!台風も来ていると言うのに!) トータル40分の大休止後、「今度、心臓がコトコト息ハァハァが起きたら下山」と心に決めて、再び歩き出す。その後は、いつもより快調になる。台風到来で気乗りしていなかった事は確か。しかし、そんな事で体調が崩れるのか?
天気は、去年と違って「晴れ」。三角点でコンビニおにぎりを食べる。樹林帯の中で「ギンギョソウ」を発見。写真を撮る為にリュックを下ろす。ついでに一休み。休んでいる脇を三つのパーティーが通過。一つは、やけに明るい陽気なパーティー<勝手に命名:陽気な軍団>。もう一つは、目の不自由な男性1名をサポートしながら行く男女。女性は4人で高校生?<これも勝手に命名:一族軍団>。更に、夫婦と子供2人(男、女)のパーティー<勝手に命名:御家族軍団>
五光岩ベンチで残りのおにぎりを食べ順調に太郎平小屋を目指す。

小屋到着後、小屋前の広場でコーヒーを飲みながら一時を過ごす。ポツリポツリ雨が、慌てて小屋の中に。小屋の中に入った時には既に外はどしゃ降り。
今年の寝床は屋根裏。雨が屋根を激しく打ちたたく音を聞きながらうつらうつら。暫くすると「虹!」の声で目が覚める。雨雲は小屋の周りだけ、夕日が富山平野方向から差し込みどしゃ降りだが日向!虹は何時に無く明瞭。二回目の夕食に並び、夕食。いつもの通り、ここの食事は...。食事後、雨の止んだ外で写真をとる。
7時の天気予報で台風の進路NNE、速度ゆっくりを知り、明日の行程を決め兼ねながら屋根裏の床に就く。